行動分析学とは?

当園が大切にしている3つの学問

~行動分析学・応用行動分析学・動物行動学ってなに?~

みなさんは、犬の行動にはすべて「理由」があることをご存知でしょうか?
当園では、犬たちの行動を深く理解し、無理なく望ましい行動へと導くために、3つの学問を大切にしています。


行動分析学(Behavior Analysis)

行動分析学とは、人や動物の「行動」がどのような原因(きっかけ)で起こり、その結果どのように変化するかを科学的に分析する学問です。
たとえば犬が「おすわり」をしたときにおやつをもらうと、「おすわり」という行動が増えるのは行動分析学の基本原理です。
「行動は環境との関わりの中で変わる」という視点が特徴です。


応用行動分析学(Applied Behavior Analysis: ABA)

行動分析学を、より実生活での問題解決に活かすのが応用行動分析学(ABA)です。
犬の吠えや噛みつき、飛びつきなど、飼い主さんが困っている行動を、どうやって減らしたり、別の望ましい行動に置き換えたりするかを考えます。
科学的な手法を使い、「叱らずに、褒めるポイントを増やす」ことで、犬も人もストレスを減らしながらトレーニングするのがABAの魅力です。


動物行動学(Ethology)

動物行動学は、動物本来の「種としての行動」を研究する学問です。
犬はもともと群れで生活する動物で、他の犬や人との距離感、コミュニケーション方法、遊び方など、犬らしい行動には深い意味があります。
動物行動学の知識を活かすことで、犬にとって無理のない環境作りやトレーニング方法を考えることができます。


私たちの犬の保育園では、これらの学問をベースに、犬たちが楽しく学び、飼い主さんが安心して育てられるようサポートしています。
「問題行動」も、犬からの大切なサインです。ぜひ一緒に学んでみませんか?

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